入試問題にチャレンジ!

2022年度、東京都立高校入試問題(社会)です。

是非、チャレンジしてみいてください。

東京都立高校入試問題

最近はグラフや図、説明文を併用した読解問題が主流となっています。一問一答形式形式の問題はほとんど出題されなくなりました。

今回取り上げた問題について少しお話をします。この問題文を読んでいくと、環境問題「二酸化硫黄の東京におけるおける濃度の変化」「富士山が見えた日数」、東欧の民主化などを関連付けて考える必要があるのかとちょっと気構えてしまいます。しかし、これは「ドイツの東西統一⇒1990年」「東京都議定書採択⇒1997年」「長野オリ・パラリンピック⇒1998年」のいずれか一つの知識さえあれば正解にたどり着くという知識問題です。何パーセントの学生が東京都の「地球環境保全東京アクションプラン」を策定した年を知っているのか?また、学校で教えているのか?「Ⅰのグラフの観測地点から平均して週1回は富士山を見ることできた」という説明から答えを導くことはできるのか?

この問題を解くために1ページにも及ぶフラフと文章があり、これからは思考力が必要だという割には雑なものだと思います。しかし、このような問題がある限り対応して行かなければならないのです。

 

答え、ウ