都立入試共通問題(数学)の傾向

まず、数学の問題構成を確認してみます。

大問 小問 配点 小問正答率(約) 大問正答率(約)
1 問1 5 80 69
問2 5 80
問3 5 70
問4 5 85
問5 5 90
問6 5 55
問7 5 60
問8 5 45
問9 6 60
2 問1 5 50 33
問2 7 20
3 問1 5 85 53
問2 5 65
問3 5 12

4

問1  5  64 38
問2  ①  7  46
問2  ②  5  4
5 問1 5  28  16
問2 7  3

 

ここで、押さえておく特徴は大問5です。正答率がとても低く、多くの生徒が

解くことができない難問(比較的)となっているのです。

戦略としては、大問1,大問2の問1、大問3の問1,2、大問4の問2の1を

取りこぼさないように確実に得点することです。

しかし、都立上位校を目指すのであれば難問にも挑戦しなくてはなりません。

 

大問1の出題傾向

数と式の計算、方程式、関数、確率、作図、データの活用

 

大問2の出題傾向

文字式や式の利用、証明、規則性を見つける問題

 

大問3の出題傾向

関数と図形の複合問題

 

大問4の出題傾向

平面図形

問題構成は2問。

1、角度を文字式で表す問題

2、証明問題

3、線分や面積を求める問題(正答率の低い難問)

 

大問5の出題傾向

空間図形

問題構成は2問。相似、三平方の定理を利用した問題