高校進学は通過点~新高校1年生へ~

高校入学時点での学力差はほとんどない!

高校に入学すると、5か6月に最初の定期テストがあります。高校入試を終えると、羽を伸ばしたいという気持ちが強くなりがちですが、この最初の定期テストが3年後の大学入試での大切なカギとなります。

公立中学校の場合は、その学区ごとに定められた中学に進学するため中1の段階で生徒の学力にはばらつきがあります。しかし、高校では同じレベルの生徒が受験をして入学してくるので、学力にはほとんど差がありません。

つまり、入学した時点では大きな学力差はなく、スタート地点は等しいと考えて良いのです。よって、誰でもトップになるチャンスがあります。

 

高校1年生のスタートが大切!

高校に進学すると高校生活の楽しいところに目がいって、勉強をおろそ かにしてしまうことがあります。 しかし、このスタート時期が 最も大切なのです。 高校入学後、最初の定期テストの成績から、大学入試 を迎えるまでにどのように学力が 変化するのか?

高校1年生のスタート時は学力は同レベルなので、最初はあまり差が開きません。ただ、時間が経つにつれ、 その差は開いていきます。 なぜなら、最初の定期テストの 結果がその後の学習に影響するか らです。あまりいい結果が出ないと、遅れてしまった分をすぐに挽回することが難しくなります。 それは、高校の授業は中学校までとはスピードや難度やが大きく異なるため、 その結果、学校内順位が下位に低迷 したままになってしまう恐れがあ ります。

しかし、最初の定期テス トで上位の成績を取ることができると、「この順位をキープしていこう!」 と意欲が出て、その後の学習に弾 みがつきます。 まさに、高校入試終了後から高校1年生スタート時の勉強の差が学力の差となり、大学入試時点での学力の差につながるのです。

進学後、勢いに乗るために最初の定期テストに向けて頑張って学習をしていきましょう!